お悩み相談

バドミントンのスマッシュが突然打てなくなった…そんな時の対処法

 

相談者Kさん
相談者Kさん

バドミントンのスマッシュが突然打てなくなり困っています。
本来の自分とはほど遠いスマッシュになってしまいます。
なぜこのようになってしまうのでしょうか?
またすぐに改善することはできるのでしょうか?

今回は、このような相談にお答えしていきます。

どのスポーツにおいても、今までできていた自分のパフォーマンスが突如できなくなってしまうということに悩む選手が増えています。

今回は、バドミントンのスマッシュが打てなくなってしまった方の例を参考に記事を書いていきます。

・突然ではなく不安や緊張、我慢の積み重ねが症状としてあらわれる

・「もっと・・・」という完璧主義は自分を苦しめる

 

記事の信頼性

僕自身も12年間野球を続ける中で思い通りにプレーができないことに悩み続けていました。

その経験から「同じように悩む人をなんとかしたい」とイップスについて学び、現在は日本イップス協会に加盟し、イップス認定トレーナーとして活動、研究を続けています。

イップスの症状・原因は人それぞれです。

「こうすれば必ず克服できる!」といったものでなく、その人の状況に合わせたケアが必要になります。

あくまで参考にしていただければと思います。

 

バトミントンのスマッシュが突然打てなくなった

 

先日、このような相談がありました。

 

実際の相談

バドミントンをやってます。

実力は大したことありません。しかし突然自慢のスマッシュが打てなくなりました。

先生のおかげで少しは打てますが本来の自分とはほど遠いスマッシュなんです。

どうしましょう?試合は土曜日です。なんとかなりませんか?

 

イップストレーナーNaoki
イップストレーナーNaoki
あらゆるスポーツで同じケースで悩む選手が増えています

突然スマッシュが打てなくなる理由

 

今まで当たり前にできていたことが急にできなくなるのはなぜでしょうか?

今回の場合では2つの理由が考えられます。

不安や恐怖、我慢が積み重なり症状としてあらわれた

本人としては「突然」なんのきっかけもなく起こったように感じますが、このような場合には、突然症状があらわれたように思えても、

本人が無意識のうちに溜め込んでしまっている不安や恐怖、我慢、ストレスなどが症状にあらわれていることが考えられます。

自分では気づいていないうちに何かを我慢していたり、人に言いたいことが言えないなどの状態が続くと、それが無意識に頭の中に積み重なり、いっぱいいっぱいになってプレーに出てしまうのです。

 

イップストレーナーNaoki
イップストレーナーNaoki
突然、しかもなんのきっかけもないと思ってもどこかに原因はあるよ!

 

自信をなくす出来事が過去にあったのかも

「自慢のスマッシュ」

「実力は大したことはありません」

という言葉からは、謙虚でいなきゃいけないと自分に言い聞かせているようにも感じられますし、

元々は絶対的な自信があったのに何かしらのきっかけで自信を失ってしまったようにも感じられます。

もしかすると、過去にスマッシュが打てなくなるきっかけとなる出来事があったのかもしれません。

 

「自分がどうしたいか」を大切にしよう

「先生のおかげで」

「どうしましょう?」

という言葉からは自分ではどうしようもなく、とにかく人に頼りたいという強い思いが伝わります。

それと同時に、「自分がどうしたいのか」を見失っているようにも感じられます。

 

「なんのためにバドミントンをしているのか?」という気持ちを振り返り、見つめ直す時間を作ってみることで気持ちが整理され、心からバドミントンに打ち込めるようになると思います。

 

イップストレーナーNaoki
イップストレーナーNaoki
試合に勝ちたいのか、それとも楽しいからなのか、自分の目指す方向性をもう一度考えてみましょう

 

完璧主義になってしまうと苦しくなる

本来の自分とはほど遠い現状に納得がいかずに、自分自身を責めてしまっているようにも感じます。

「もっとやらなきゃ・・・」

「もっとうまくなりたい・・・」

という「もっと・・・」という思いはスポーツ選手であれば誰しもが持つものではありますが、あまりにもこの思いが強すぎるとどのレベルに達しても、「まだまだ」と納得できずに自分が苦しくなってしまいます。

向上心は大切ですが、理想を追い求めすぎて完璧主義にならないように気をつけましょう。

 

どうにかしたい・・・でも焦りは禁物

試合が近いからと焦ってしまうことはあるかと思いますが、焦れば焦るほど余計にうまくいかなくなってしまうことがあります。

リフレッシュも大切なこと

一度バドミントンから離れて、自分の好きなことに打ち込んでみたり、ゆっくりと休んで疲れを取ることも大切です。

 

「自分がどうしていきたいか」

「なんのためにバドミントンをやっているのか」

を見つめ直す時間を作ることで腑に落ちることがあったり、頭の中でいっぱいいっぱいになっているものが取り除かれることと思います。

 

1人で抱え込まずに相談しよう

悩んでいることを1人で抱え込まずに、誰かに話すことだけでも心の中に抱えていたものがスッと楽になりプレーに好影響を与えることがあります。

もし相談できる環境が身近にない場合は、専門的な知識を持つ人に相談することも大切です。

詳しい状況をお聞きした上で乗り越えるお手伝いをできれば幸いです。

 

実際の回答

ご相談いただきありがとうございます。

もともと自信のあったスマッシュが突然打てなくなったとのことですから、急なことで不安に感じる気持ちが強いのではないかと思います。

また文面から、試合が近くに迫っていることもあり焦る気持ちも感じられます。

どうするべきかというご質問に対しまして、実際にプレーを見たわけではありませんので、断言することはできませんが、

ご自身としては、スマッシュが打てなくなったことが「突然」起きたことに感じているかと思いますが、そこには何か原因があるように思います。

突然今まで当たり前にできていたことができなくなるということに悩みを抱える選手もおりますが、

そのような場合、突然症状が現れたように思えても、本人の自覚していない、無意識のうちに不安や恐怖、緊張、我慢を抱えていることがあります。

現状のKさんの様子に関しましても、ご自身では気づいていない無意識に抱えていた何かがスマッシュが打てなくなるという症状に現れたのではないかと思われます。

「実力は大したことありません、しかし突然自慢のスマッシュが打てなくなりました」という言葉からは

本当は自分のプレーを認めてもらいたいけども、謙虚でいなくてはいけないという思いや、元々は自信を持ってプレーしていたことが何かのきっかけで自信を失ってしまったようにも感じられます。

バドミントンの練習や試合、指導者の方との関係、もしくはバドミントン以外の部分で、自信をなくしてしまう出来事などあったのでしょうか?

ご相談いただいたことや、先生からのアドバイスを受け容れながら取り組まれていることからは「どうにかしたい」という思いが強く感じられますが、その反面、Kさん自身がどうしたいのかという部分がわからなくなっているように感じます。

それよりも大切なことは「自分自身がどうしていきたいのか」です。

もしかすると、もともと自信があった理想のスマッシュの形を追い求めることで、完璧主義のようになってしまい、本来の自分とはほど遠いという現状に納得できずにいるのかもしれませんね。

できない自分、うまくいかない自分も受け容れることが大切です。

受け容れることとは心から納得し、腑に落ちることです。

試合が近く、焦る気持ちもあるかとは思いますが、一度バドミントンから離れてリフレッシュしてみたり、ゆっくりと休む時間を作ることでリフレッシュして自分自身を見つめ直す時間を作ることも大切です。

きっとそうなってしまった原因が心から理解でき、自分自身がどうしたいか腑に落ちた時に本来の力が発揮されるのではないかと思われます。

詳しいことは実際にお話を聞いて見なければわかり兼ねますが、もし自分自身ではどうしようもできなくなった時はまた相談していただければ幸いです。

 

思い通りにいかなくなった時やどうしようもできないほど悩んだときは、自分1人で抱え込まずに相談するようにしましょう。

しっかりと向き合い努力をすることで乗り越えていくことが可能になります。

 

まとめ

 

・突然ではなく無意識の不安・恐怖・我慢などがプレーにあらわれる

・「自分がどうしたいのか」を忘れないことが大切

・完璧主義は自分を苦しめる

・一度離れて休みながら自分を見つめ直す時間を作ろう!