お悩み相談

【イップス お悩み相談】コントロールが全く効かなくなりました…

 

相談者さん
相談者さん
・コントロールが定まりません・・・
・コーチからの指導通りにやっていますがよくなりません・・・
・正しいフォームがわからなくなってしまっています・・・

今回はこのようなお悩みにお答えしていきます。

 

・指導者の人のいうことをどこまで聞けばいいのか

・自分がどうしたいのかを忘れないことが大切

・自分にあったフォームの見つけ方

 

 

実際に僕自身もイップスで悩んでいるときは、自分自身のフォームが全くわからなくなり、投げれば投げるほど悪化していく感覚に悩んでいました。

指導者から「しっかり投げろ」とか、ああしろこうしろとアドバイスともらっても、どうしていいかわからなくなっちゃいますよね。

今回は、指導者との付き合い方と自分にあったフォームを取り戻すためのポイントについてお話ししていきます。

 

イップスの症状や原因は人それぞれです。

「こうすれば必ず克服できる!」といったものでなく、その人の状況に合わせたケアが必要になります。

あくまで参考にしていただければと思います。

 

自分のフォームがわからない

 

先日、このような相談がありました。

 

実際のご相談

自分は中学2年性の春辺りから少しずつコントロールが全く効かなくなりました。

しかし、まだその時は速い球も投げれたし今までと変わらないフォームでした。

しかしコントロールが悪くなったためよくしようとシャドウピッチングを毎日200回し、コーチからもフォームをよくしようとたくさんの指導を受けました。

しかしかえってそれがフォームを崩していく原因となり球の速さも落ちていきコントロールも悪くなる一方でした。

ついにはマウンドで投げるのに恐怖を感じショートバウンドや暴投が増えショートに転向しました。

その時に、内野なのでとってから早く投げろと言われまたフォームが変わりまたさらにボールがうまく投げれなくなりついには重症レベルのイップスとなってしまいました。

そのまま中学3年の引退まで続けましたが相当辛かったです。

イップス最中は自分は次々とフォームを変えてしまい何回かめちゃくちゃいいボールがいく期間もありましたが何日かするとまたフォームが崩れて投げられなくなるのを繰り返しでした。

そして高校でもイップスが克服できるのを期待して続けることにしましたがやはり良くなりません。

いろいろ工夫はしているのですが投げるフォームが腕でコントロールしてしまう置きに行くようなフォームが身についてしまい、一向によくなりません。

遠投なら100メートル以上を投げれるのですが塁間距離やトスバッティングなどの近い距離だと全く投げることができません。

自分はしっかりとした正しいフォームを身に付けたいのですがどうすれば投げれるようになるでしょうか。

 

イップストレーナーNaoki
イップストレーナーNaoki
思い通りに投げられない状態で野球を続けるのは辛いよね・・・

 

自分にあったフォームを取り戻すためには

本来のフォームの感覚は自分の中にある

イップスになる選手はもともと能力が高い選手です。

本来は誰よりも投げることが得意だった人が多いのです。

ただ、それが何かしらのきっかけで思い通りにいかなくなってしまっているのです。

つまり、下手くそなわけではなく不安や恐怖、緊張などにより、一時的かつ無意識に感覚を忘れてしまっているのです。

そのような場合、意識的になんとかしようとしても頭の中はいっぱいいっぱいになっています。

落ち着いたりリラックスすることにより、無意識の部分を楽にしてあげましょう。

 

イップストレーナーNaoki
イップストレーナーNaoki
もともと上手かったのに、指導者に「お前が下手なだけだ!」って言われちゃうことあるよね・・・

 

指導者の方との付き合い方

指導者の方の中にはイップスについて理解のある方もいますが、現在の日本のレベルの中だとまだまだ理解のされていないのが現状です。

指導者は、「こうしてみろ!」「こうしなきゃダメだ!」といろんなアドバイスをするかと思いますが、結局のところ自分自身の感覚を大切にすることが大事です。

イップスになる選手は素直で真面目な選手が多いので、いうことをなんでも受け入れやすいのですが「自分がどうしたいか」という軸を持つことが必要です。

 

 

実際の回答

こんにちは。

ご相談いただきありがとうございます。

辛く苦しい思いをされながらも中学引退後も諦めずに、高校でも野球を続けられていることから、Kさんのなんとかしたいという思いと、野球がとてもお好きだという思いが感じられます。

力を発揮できる場面ではいいボールが投げられるということから、もともと選手としての能力も高かったのだと思います。

それなのに思うように投げることができなくなり、試行錯誤を繰り返しながらもうまくいかないまま中学、高校と野球を続けておられるとのことで、本来のプレーができずに原因や解決策もわからなければ、もどかしく苦しいことと思います。

心中お察しいたします。

ご相談内容を読ませていただき、まずKさんは真面目で素直な性格なのだと感じました。

コーチの指導を素直に受け入れて実践していくという事は、スポーツで上達するうえで非常に大切な事ですので、Kさんの野球に対して真剣に向き合う姿勢が感じ取れました。

しかし、言われたことを全て受け入れられるというその長所が、自分自身のやりたいようにやるのではなく、人の目を気にしてしまい、自然にプレーをするということをさせなくしてしまっているのではないかと思います。

コーチからの「とってから早く投げろ」などのたくさんの指導が、「~しなければいけない」というように言われたことに対して「やらなければいけない」と感じてしまっているのではないでしょうか?

「本当はこうしたいのに~しなければいけない」という状態だと、頭ではわかっていても心と体は別なことをしたいという心と体の不一致が生まれ、思うように動けなくなってしまうことがあります。

また、現状のKさんはうまくいかずに悩まれていることや、不安や恐怖の感情などから、いっぱいいっぱいで心身ともに余裕がない状態に思います。

頭がいっぱいいっぱいなのに、「あれをしろ」「これをしろ」と言われても、余裕がない状態では受け容れることができません。

練習すればするほど悪化してしまうことを「努力逆転の法則」と言います。

毎日練習をする一生懸命なKさんですから、「なんとかしよう」と頑張りすぎてしまうことと思います。

一度リラックスする時間を作り、趣味に打ち込んでみたりお風呂にゆっくりと浸かるなどすることで心身を休ませてみてはいかがでしょうか?

正しいフォームを身に付けたいとのことですが、本来の自然なフォームというのは、自分自身の体が自然に動く最も投げやすい状態で投げることです。

一度リラックスすることで、不安や緊張で無意識に力が入っていたものが楽になり、自然なフォームで投げやすくなるのではないかと思います。

また近い距離が投げられないという人は近い距離の人に言いたいことが言えないということが考えられます。

現状について誰かに相談などはされていますでしょうか?

信頼できる身近な人に相談することで溜め込んでいたものを吐き出してみてください。

きっと楽になると思います。

もし誰かに相談することが難しいようであれば、当所でも初回は1時間の相談を無料で行っておりますので機会がありましたらお越しになってみてはいかがでしょうか。

無意識のメンタルトレーニングやキャッチボールでの指導も行っていますので、何かお力になれれば幸いです。

 

イップスは正しいケアをしていくことで必ず乗り越えられるものです。

もし自分でどうしようもできなくなってしまった時には相談したり人に頼ることも大切です。

 

まとめ

・本来のフォームは自分の中に必ずある

・無意識がいっぱいいっぱいにいなっているときは休むことも大切

・指導者のいうことを鵜呑みにするのではなく「自分らしさ」を忘れずに!