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【イップスになりやすい人の特徴】他人の目を気にしない5つの方法

相談者さん
相談者さん
昔からの性格で他人の目が気になってしまいます。
ネットスローや壁当てなど1人で練習している時は大丈夫なのですが、練習や試合など注目を浴びていると全く自分のプレーができません。
どうしたらいいでしょうか?

今回は、このようなお悩みにお答えしていきます。

  • 「暴投をして怒られたらどうしよう」
  • 「チームメイトに迷惑をかけてしまうんじゃないか」
  • 「下手くそと思われたくない」

イップスで悩んでいると、このような気持ちでいっぱいいっぱいになってしまいますよね。

このような感情に共通しているのは、「自分がどうしたいか」ではなく、「他人にどう思われるか」という他人の目を気にしてしまうということです。

昔の僕
昔の僕
「自分が投げられないことよりも周りからの視線が辛い」という気持ちは痛いほどわかります…

では、イップスになりやすい人の特徴でもある、他人の目を気にしてしまうことを克服するにはどうしたらいいのでしょうか。

そこで今回は、他人の目を克服するための方法を紹介していきます。

本記事の内容

【イップスになりやすい人の特徴】他人の目を気にしない5つの方法

筆者について

現在イップストレーナーとして、イップスに悩む選手の克服に向けた活動をしているほか、うつ病、適応障害などの心の病についても活動、研究を続けています。

その中でも、他人の目が気になるという悩みを持つ人は多いです。

実際に僕自身も野球をやっている中で監督や先輩、チームメイトからの評価が気になってまともに自分のプレーをできずにいました。

自分を出せない、他人の目をどうしても気にしてしまうという人は参考にしてみてください。

イップストレーナーNaoki
イップストレーナーNaoki
考え方を変えるだけでプレーや人生が大きく変わりますよ!

まずは自分を受け容れる

まずは自分のできない部分、弱い部分、悪い部分も全部自分なんだと受け容れましょう。

他人の目が気になるのは自分に自信がないからです。

 

そしてその自信のなさはどこからくるのかというと、理想の姿と今の自分とのギャップからきます。

 

きっとあなたも心の中で、いつもみんなから人気があって堂々としているそんな人に憧れを抱いているのではないでしょうか。

昔の僕
昔の僕
言いたいことを言えて自分を前面に出している人が羨ましかったです…

そしてその姿と自分を比べ、劣等感を感じ、自分をもっと良く見せたいという気持ちやプライドが生まれます。

結果的にそれが緊張することや、人からの評価が気になってしまうことに繋がるのです。

できないことはできないし、今持っている以上のパフォーマンスを発揮することはできません。

大事な場面になったら緊張してしまうし、暴投してしまうのが今の自分です。

 

こうして受け容れることができるといろんな観方が変わってきます。

例えば…

10球中5球ストライクが入った

  • うまくいかない自分を受け容れられている
    「5球ストライクが入った」と自分を褒められる
  • うまくいかない自分を受け容れられていない
    「5球しか入らなかった」と自分を責めて落ち込む
    「自分は10球中8球はストライクが入るはずなのに…」
    もっとできるはず」と完璧主義になりできない自分とのギャップを感じる

同じ10球中5球ストライクが入ったという事実からでも、受け容れられているかによって考え方が大きく変わります。

できた自分を褒める自信に繋がる
できなかったと落ち込む自信を失う

同じ結果ならどちらの方が前向きになれるか、次に繋がるかを考えると、圧倒的に前者です。

イップストレーナーNaoki
イップストレーナーNaoki
自分に厳しくしすぎず自分を好きになってあげましょう!

他人にどう思われるかよりも「自分がどうしたいか」

常に自分を軸として動き、「他人にどう思われるか」ではなく「自分がどうしたいか」を大事にしましょう。

人の目を気にする一番の要因は、自分で決められないことにあります。

  • 「親がこうしろというから」
  • 「コーチにこう投げろと言われるから」
  • 「こうしないとチームメイトに~と思われるから」

そのように人に流されて自分で決めずに選択してしまうのがよくあるパターンですよね。

昔の僕
昔の僕
自分に自信がないから人の意見に頼ってしまっていました…

でも誰になんと言われたって、「自分はこうだからこう」って思えるようになればもう他人の目はどうでもよくなります。

人間は誰かに決められるよりも自分で選択した方が幸福度が高くなると言われています。

 

昔の僕
昔の僕
でも自分のばかり考えている人って自己中で嫌われるんじゃ…?

って思うかもしれませんが、実は逆です。

むしろ相手にどう思われるかを考えている人は、相手や状況に合わせて自分を変えるということなので、一貫性がなく誰からも信用されません。

 

思い返してみると、イップスに悩んでいた頃の僕は、

  • 先輩に目をつけられたら嫌だから目立たずにいよう
  • 監督に怒られないように無難にプレーをしなきゃ

と自分ではなく、他人ばかりを意識して行動をしていました。

でも一流のアスリートを見てみると、いい意味で自分を貫いている人が多いんです。

 

例えば、イチロー選手は、コーチからバッティングフォームについて「そのフォームでは絶対に打てない」と否定されることが多々あったそうです。

それでもイチローは自分の感覚を信じ、「自分のやり方でやらせてください」とコーチに言ったそうです。

【周囲の低評価にも自分を曲げなかったイチロー】

「変えなきゃダメなんですか、プロって?」

 1年目から2軍のウエスタンリーグで首位打者を獲得するなど非凡な才能を見せていたイチロー。しかし、当時の1軍首脳陣からの評価を驚くほど低く、2年目のあるとき、1軍打撃コーチから「最後のチャンスだ。俺の言うことを聞く気があれば教えてやる。聞く気がないなら自分で勝手にやれ」と高圧的な態度で「変化」を迫られてしまう。

 普通に考えれば、まだ10代の若者が1軍コーチから「変えろ」と言われれば従うものだ。実際、当初はイチローもその声に耳を傾けたからこそ、打撃フォームに狂いが生じていた。ところがイチローはとうとう、「自分のやり方でやらせてください」とキッパリ断ったのだ。

引用:https://news.goo.ne.jp/article/yakyutaro/sports/yakyutaro-20140528142329273.html

イップストレーナーNaoki
イップストレーナーNaoki
自分で決めて行動したことなら、たとえ上手くいかなくても納得できますよね!

誰がなんと言おうが、自分の信念に従うことが大切です。

マイルールに従っている方が一番幸せになりやすく結果的に人からも信頼、評価もされやすいです。

 

例えば、監督に怒られたときや暴投した時なども

  • 「暴投してすみません!」
  • 「暴投を取りに行かせてキャッチボール相手に申し訳ない」
  • 「ノックの流れを止めてチーム迷惑をかけてしまった」

って思ってしまうことってありませんか?

これって「自分」ではなく「他人」のことを考えていますよね。

 

本来暴投して一番悔しいのは自分なはずなんです。

 

人のために謝ってしまっているんです。

それはつまり人のために野球をしているのと同じです。

ちなみにいうと、「周りに迷惑をかけている」なんていうのは勘違いだと思って大丈夫です。

他人は自分のことをそれほど見ていないし、気にしていません。

正直、チームメイトがノック中に暴投したり、エラーを連発していたとしてもそこまで気にしなくないですか?

多分1日寝たらそんなことも忘れているはずです。

イップストレーナーNaoki
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自分が思っているほど、他人は自分に興味がありません。自分らしく自由に生きましょう!

失敗を失敗と捉えない

他人の目が気になる原因として、失敗した姿を見せたくないということがあります。

  • 失敗をすることは恥ずかしい
  • できない姿を見られたらかっこ悪いし評価が下がる

そのような思いが失敗を恐れ人前で挑戦をしなくさせてしまいます。

 

でも、わかっていても

「こんなことを言ってしまったら…」
「もしこんな失敗をしてしまったら…」

って頭の中に浮かんでしまいますよね。

 

でもぶっちゃけ失敗って自分がどう感じるかだけなので、暴投したのを「まあいっか」って思えるようになっちゃえば最強なんですよね。

 

SOSの法則」というものがあります。

イップストレーナーNaoki
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「そう(S)思ったら(O)そう(S)」というものです!

 

どんな事実に関わらず、

自分が幸せだと思ったら幸せですし、自分が不幸だと思ったら不幸なんです。

例えば…

 

同じ4打数1安打でも、

  • 今日も1本ヒットを打つことができた!と考える人もいれば
  • 今日は1本しかヒットを打てなかった…と考える人もいる

 

  • 暴投しそうと思ったら暴投するようになる
  • バント失敗しそうと思ったら失敗しやすくなる
  • お父さんみたいになりたくないと思ったらお父さんをイメージしているのでお父さんみたいになっていく

少し宗教的な話に感じるかもしれませんが、科学的にも証明されていて人間はイメージしたことが現実化するように体の約60兆個の細胞が働きかけるんです。

同じ事実なら良い方に物事を考えられるようになった方がいいですよね。

 

ちなみにサッカー日本代表の本田圭佑選手の言葉でこのような名言があります。

成功にとらわれるな成長にとらわれろ

 

成功ばかりにとらわれると失敗することが怖くなってしまいます。

でも成長することに目が向くと失敗をポジティブに捉えられるようになります。

 

監督やコーチはいつもあなたを評価する目で見ています。

でもそれはあなたを苦しめたいわけではなくて、どんなバフォーマンスをするのかがきになるだけです。

それを気にしてあなたがパフォーマンスを発揮できなくなってしまっては本末転倒です。

誰が見ていようが、どんな状況だろうが、「自分がどうしたいのか?」を忘れないようにしましょう。

イップストレーナーNaoki
イップストレーナーNaoki
失敗もそこから学んで成長すれば失敗ではありません!

全員に好かれるのは不可能だと受け容れる

100%全員に気に入られることは不可能ですし、相手の感情はコントロールすることはできません。

100人いたら100人の考え方や価値観があります。

好きな人もいれば嫌いな人もいるのは当然です。

 

でも例えば人の目を気にする人って

100人中たった3嫌いな人がいたら、そのたった3人のことばかりを気にして考え続けてしまうんですよね。

逆に言えば97には好かれているんです。

そのたった3人に好かれるようにするのは難しいことですし、そこに力を使うのはもったいないことです。

 

あなたは自分の信念に従って行動するだけでいいのです。

嫌われる勇気をもつことも大切です。

顔色を伺って気に入られるためにとか、嫌われないように生きていたらつまらないですよね。

 

面白いもので、みんなに好かれている人に対する嫉妬というものが存在します。

どこにも欠点がなく誰にでも好かれているような人でも、それに対して嫉妬をしてくる人がいるのです。

この時点で、誰からも好かれるなんてことは不可能になります。

それであれば、自分が好きな人だけに好かれる生き方を目指した方が楽に生きれます。

イップストレーナーNaoki
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結局誰かには嫌われてしまうことはあるのはしょうがないことです!

自分らしくなれる場所を作る

今まで他人の目が気になって仕方がなかったあなたにとって、それを急に変えることは少し難しく感じますよね。

そんな時は、まず身近なところや簡単ところから自分らしくなれるように努力してみましょう。

家族、親友など誰でもいいので、自分が一番自分らしくいられる場所を作りましょう。

もし現実世界で作るのが難しければはじめはSNSなどでもOKです。

自分の思ったことを発信し、普段はなかなか言えないことも感じたことは発言してみましょう。

大切なのは、

「他の人と違っても別にいい」
「何を言っても恥ずかしくない」

と思えるようになることです。

 

仮に自分だけが他の人と考え方や行動が違っていたとしても、それはそれでいいのです。

あなたのことを否定する権利は誰にもありませんし、人生は多数決で決まるものではありません。

 

また、自分で考える時間を作ることで自分らしさを取り戻せるようにもなります。

例えば、

  1. 人の目が気になるのはなぜか?
    変なことをしたら恥ずかしいから
  2. なぜ恥ずかしいと感じるのか
    陰で笑われたり嫌われると感じるから
  3. 人に嫌われたくないのはなぜか?
    傷つくのが怖い
  4. 傷つくのが怖いのはなぜか?
    →…

など自分の本当の気持ちを深掘りして、素直な自分の感情を取り出してみましょう。

 

まとめ

他人の目を気にせず克服するには

  1. まずは自分を受け容れること
  2. 他人にどう思われるかより「自分がどうしたいか」を大切にする
  3. 失敗を失敗と捉えない
  4. 全員に好かれるのは不可能だと受け容れる
  5. 自分らしくなれる場所を作る

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